為せば成る。

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給与明細の見方1(厚生年金編)

こんにちは。

皆さん、これまでの人生を振り返ってみてください。

 

給与明細の見方って教えてもらった記憶ありますか?

 

私はありませんでした。FPの資格とるまで見方すら知りませんでした。

はたしてその状況でいいのでしょうか?

 

それはよくない!と思うので、給与明細の見方を複数回にわたって紐解いていきます。

 

〇今日は【厚生年金】について。

まず誰が加入するの?

⇒簡単に言えば、会社勤務の人、公務員の人が加入者になります。

どうやって天引き額が決まるの?

⇒一人ひとり計算してたら、給与担当者さんめちゃくちゃ大変ですよね?
 なのでまず一人一人の給料額に対応する、標準報酬月額というのが決まってます。
 それに応じて「年金保険料」が決まっていて、そのうちの「半分が給料から天引き」になります。
 
 残りの半分は?というと、事業主負担といって会社(公務員の方は国等)が支払ってくれる仕組みになっています。

 

標準報酬月額って?

⇒給与額は全員違うので、幾らからいくらまでの人は、この額を基準にします。

 という決まっている月額のことで、現在のところ31段階に分かれてます。

 給与93,000円未満  ⇒ 1等級 標準報酬月額 88,000円
 給与605,000円以上 ⇒ 31等級 標準報酬月額620,000円

といった具合です。これもまた毎月計算してるととても大変なので、原則的に4~6月の平均給与を元に7月に決定されて、1年ごとに再計算されるようになっています。

会社によってはこの等級を給与明細に書いてくれている場合もあるので、チェックしてみてください。

 

今回のまとめ

・会社に勤めてれば厚生年金に加入しているはず。

・厚生年金保険料は半分自己負担、半分は会社負担

・保険料の決定には1年毎に、自分の給料に対応した標準報酬月額が決められて、その額で決定する。

 

皆さん、いろいろ知っていきましょう!また次回。