給与明細今昔物語
「親世代と時代が変わった」
と言われたています。
じゃあ具体的に数字でどう変わったの?というのを調べてみました。
一番身近かなと思う、給与明細で天引きされているもので比較。
天引きされるものとしては各種社会保険ですね。
厚生年金、健康保険、介護保険、雇用保険などがあります。
これらはイメージとしては、「お給料×料率」で決まった額が毎月天引きされる感じです。
では数字を見てみるといったいどうなっているでしょうか??
昭和63年 平成30年
厚生年金 12.4% →18.3 %
健康保険 8.3% → 9.9 %
介護保険 な し → 1.57% (40歳以上)
雇用保険 不 明 → 0.3 %
合 計 20.7% →30.07%
結果は一目瞭然。
30年前と比べると天引きの比率が約10%くらい増えていますね。
いきなり増えたわけではないけども、30年かけてボディーブロー?茹でガエル?のようにじわじわと増えていったのが実態です。
ここ数年、お給料も上がっていますが、同じように各種社会保険の料率も少しずつ微増してるので実質賃金は減少してしまっているという結論です。
これを期にご自分の給与明細、何が引かれているの?
というものをアンテナを高くしてみてはいかがでしょうか。
毎年制度が微妙に変わっていますので、今後もどうなっていくか注視していきます。